スパークリングワインについて、種類から保存方法まで“知ったか”できる豆知識あれこれ
前回の「いろはにマガジンvol.2」では、スパークリングワインの飲み比べをお届けしましたが、今回は、 「スパークリングワインとは?」 「シャンパンとどう違うの?」といった基本情報から、 「保存期間や保存方法は?」 「グラスって決まっている?」といった豆知識まで、 これさえ押さえておけば“知ったか“できるスパークリングワイン情報をお届けします。 |
スパークリングワインとシャンパンの違い
前回の記事でもお伝えしましたが、スパークリングワインとは発泡性のワインのこと。
一般的には3気圧以上のガス圧を持ったものを言います。
ざっくり言えば、炭酸が入ったワイン=スパークリングワインという認識でOKです。
ただし、ここで注意したいのが、スパークリングワイン=シャンパンではないということ。
シャンパンは、フランスのシャンパーニュ地方で造られ、その中でもフランスの法律で定められた厳しい規格をクリアしたものだけが名乗れる名前なのです。
なので、シャンパンはスパークリングワインの中の1種になり、その中でも高級品として扱われます。
他に有名なスパークリングワインといえば、スペインの「カヴァ」や、イタリアの「スプマンテ」などがあります。
なんだかよく分からない炭酸のワインが出てきたら、「このスパークリングワイン、美味しいですね〜」が無難。
ラベルに「Champagne」の文字があれば、「やっぱりシャンパンは格別美味しいですね」なんて顔で味わえば大正解です。
もちろん、シャンパン意外のスパークリングワインにも美味しいものはたくさんあるので、いろいろ試してみてくださいね。
スパークリングワイン、開栓後の保存期間と保存方法
栓を開けてしまうと炭酸が抜けるため、すぐに飲んでしまわないと!との思いから、開栓をためらう方も多いのでは?
実は、一度開けてしまったスパークリングワインもきちんと栓をして冷蔵庫に保存をすれば、2〜3日は保存がききます。
この時、大切なのが、専用のシャンパンストッパーで栓をすること。
専用のストッパーには、ガス抜けや酸化防止ができるものもあるので、スパークリングワインをよく飲む方は、一つは持っておくことをおすすめします。
また、専用のストッパーがない場合は、ラップを瓶の口に密閉させて、輪ゴムでしっかりとめておきましょう。
翌日くらいまでは、なんとか炭酸がキープされていることが多いです。(もちろん抜けていることも・・) いずれにしても、開栓後はだんだんと酸化し炭酸は抜けていくので、早めに飲み切ることがベターです。
スパークリングワインのためのおすすめグラス
スパークリングワインを楽しむ時にこだわりたいのがグラス選び。
現在一般的にスパークリングワイン用のグラスとして扱われるのが「フルート型」という細長い形のもの。
グラスの中で泡がまっすぐに立っていく様子が美しく、炭酸が抜ける時間を遅らせる効果も持っています。
また最近は、一般的なワイングラスや「チューリップ型」と呼ばれるグラスなど、香りを楽しみやすいふくらみがあるタイプも人気。
さらに、細長いタイプとは真逆の、飲み口が広く底が浅い「クープ型」と呼ばれるシャンパングラスもあります。
こちらは、シャンパンタワーに使われるグラスと言えばイメージがつきやすいでしょうか。
このクープ型のグラスは飲み口が広くて、首をあまり傾けずに飲むことができるため、女性が優雅に飲める(飲むときに首にシワができない)ということで、かつての社交界で愛用されていたとか。
グラスの形によって、香りや味わいが異なるので、いろんなグラスで試してみるのもスパークリングワインの楽しみ方の一つです。 食欲の秋を迎えるこれからのシーズン。
ハロウィンやクリスマスなどのパーティにはぜひスパークリングワインで乾杯を。
その時は、この記事を参考に少し“知ったか”してみてくださいね。
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