3分で分かる!ボジョレー・ヌーヴォーとは?(後編)
前回はボジョレー・ヌーヴォーの基本をご紹介しました。今回の後編では、味わいの魅力やおすすめのペアリングをご紹介。価格についての裏事情もチェック! |
ボジョレー・ヌーヴォーって実際美味しいの?
ワイン好きの中には、「ボジョレー・ヌーヴォーはワインではない」という考え方の人もいるほど、通常の赤ワインとボジョレー・ヌーヴォーではその風味が異なります。
ボジョレー・ヌーヴォーの味わいの特徴はなんと言っても果実のフレッシュさ。渋みの元となるタンニンが少なくフルーティーな味わいです。それ故、普段ワインは飲まないという方にも飲みやすいのがボジョレー・ヌーヴォーです。赤ワインのどっしりとした重厚感のある味わいが好きな方は物足りなく感じる人も多いようです。
でも近年はボジョレー・ヌーヴォーの味わいもさまざま。ボジョレー・ヌーヴォーらしいフレッシュ感は残しながら、複雑な風味を持つものも登場しているので、ぜひいろんなボジョレー・ヌーヴォーを楽しんでくださいね。
ボジョレー・ヌーヴォーと合うお料理は?
赤ワインと聞けばお肉料理などボリュームのある料理と合わせるイメージがありますが、果実味豊かでフレッシュな味わいが特徴のボジョレー・ヌーヴォーは、合わせる料理も軽やかな味わいのものがおすすめです。
例えば肉料理でも、前菜になるようなたたきなどの軽めのものや、鶏肉を使った料理、魚料理ともマッチします。いつもなら白ワインやスパークリングワインと合わせるようなお料理にもぜひ合わせてみてください。幅広いペアリングが楽しめるので、いろいろ試してみてくださいね。
ボジョレー・ヌーヴォーって高い?
ボジョレー・ヌーヴォーは、日本では11月の第3木曜日の解禁日のタイミングに合わせるために輸送時間が短縮できる航空便で運ばれます。その輸送費が高いため、自ずと商品の値段設定も高めになります。1本1000円程度の「安くて美味しい」と言われるワインがある中、ボジョレー・ヌーヴォーは1本2000〜3000円はするので「コスパが悪い」と言えるかもしれません。
最近は、この航空費を抑えるために、鉄道輸送で日本に届くボジョレー・ヌーヴォーも登場しています。鉄道輸送なら、価格を引き下げられる上、飛行機に比べ二酸化炭素の排出量を20分の1程度に抑えることができます。
鉄道で運ばれるエコなボジョレー・ヌーヴォー
いろはにワインでは、鉄道で運ばれる「列車ヌーヴォー」も取り扱っています。遠くフランスからユーラシア大陸を横断して日本にやってくる、エコなボジョレー・ヌーヴォー。長い旅路に思いを馳せながら味わうボジョレー・ヌーヴォーの味わいも格別ですよ!
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