3分で分かる!ボジョレー・ヌーヴォーとは?(前編)
毎年10月〜11月になると耳にする「ボジョレー・ヌーヴォー」。 なんとなく秋のワインのイメージですが、詳しくは?今回は今更聞けない、ボジョレーの基本をまとめました。 |
ボジョレー・ヌーヴォーとは?
まず「ボジョレー・ヌーヴォー」の言葉の意味を解説。
「ボジョレー」とは、フランスの地方名。世界的にも有名なワインの産地の1つであるブルゴーニュ地方の一部です。フランス語では「Beaujolais」と書き、日本語では「ボジョレー」「ヴォージョレ」などさまざまな表記があります。
そして「ヌーヴォー」は「新しいもの」を意味するフランス語。こちらも「ヌーヴォ」「ヌヴォ」など日本語の表記はさまざまです。
というわけで、「ボジョレー・ヌーヴォー」=「ボジョレー地方の新酒」という意味になります。 ボジョレーの新酒がなんでもかんでもボジョレー・ヌーヴォーと呼ばれるかというとそうではなく、「ガメイ」という品種のブドウを使用したものだけに限られます。
なぜ秋になったら話題になるの?
フランスのワイン法で、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁は毎年11月の第3木曜日だと決められています。これは、新酒を早く販売することを競って、品質が低下することを防ぐため。 そして、日付変更線の関係で、日本では本国であるフランスより早く解禁日を迎えるため、最も早くボジョレー・ヌーヴォーを味わえる国として、解禁日にはイベントも行われるほどボジョレー・ヌーヴォーがブームとなりました。
ボジョレー・ヌーヴォーは熟成させない?
ボジョレー・ヌーヴォーが普通のワインと大きく違うのは、収穫から出荷までのスピード。
通常ブドウは9〜10月頃に収穫され、ワインとして仕込まれ熟成を経て出荷されるまで数年はかかります。(熟成期間はワインによってさまざま) しかし、ボジョレー・ヌーボーは、収穫して日本まで届けられるまで約2ヶ月。
なぜこんなに早く出来上がるのかと言うと、ボジョレー・ヌーボーは「マセラシオン・カルボニック」という、収穫されたブドウを破砕せずにタンクの中に入れ、二酸化炭素気流の中で発酵させていく方法をとっているため。この方法では香りと色合いが早く出て、渋みの少ないフルーティーな味わいが生み出されます。
ボジョレー・ヌーボーに白はあるの?
ボジョレー・ヌーボーと呼ばれるワインは、赤ワインとロゼワインのみになります。白はありません。もちろん、ボジョレー地区では白ワインも作られていますが、ボジョレー・ヌーヴォーを名乗れるのは、その年にボジョレー地区で収穫されたガメイというブドウ品種を使って作られたものだけ。
このガメイは赤ワイン用ブドウ品種になります。
ボジョレー・ヌーヴォーとは名乗れませんが、同時期に白のヌーヴォーも登場するので、赤・白・ロゼ、新酒の飲み比べもおすすめです。
ボジョレー・ヌーボー2021年はどれを選ぶ?
毎年たくさんのボジョレー・ヌーヴォーが登場して、どれを選べば良いのかわからない…という方に、いろはにワインではおすすめのボジョレー・ヌーヴォーを取り扱っています。
ぜひ、この時期だけの味わいをお楽しみください!
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