バナナなど甘いフルーツの香りが静かに立ち昇る。日本酒独特の強いアルコールの風味はなく、柔らかく口の中に広がる厚みのある旨みが背後にある酸と上品に共存し、さっぱりとした辛口にしあがってる。篠原氏の“造りたい”日本酒が味わいに表現されている。
特筆すべきは、食中酒として味わいが進む。特に塩味の強い料理や味の濃い料理と非常に相性が良い。篠原氏曰く、熟成させたエポワス（ウオッシュチーズ）、キャビアなどが相性がものすごく相性が良い。
商品情報
精米歩合50%まで磨いた低温長期発酵させた純米吟醸酒
食に対するこだわりが強い篠原さんは、日本酒を造りだしました。 ワイン造りは20年のプロフェッショナル。同じ酒とはいえ、日本酒は別物。
一から発酵について学び、使う酒米と酵母をそれぞれテイスティングした結果、 選んだのは鳥取県にある田中農場の山田錦。 無農薬で造られた精米の王様と言われる山田錦を50％精米。 お米を５０％磨くと純米大吟醸と名乗れるところ、あえて”純米吟醸原酒”と名乗っています。 これは”日本で出回っている純米大吟醸は甘くてフルーティなものが多いので、そのイメージで飲んでほしくなかった”という味で勝負がしたい篠原さんの熱い想いから。
篠原さんが造る「清酒Leo」はお米の柔らかさが全面に感じられる、お酒好き納得の日本酒に仕上がっています。テロワールを反映するのが得意な篠原さんだからこその為せる技だなと感じられる1本です。常温でも美味しくいただけますが、オススメなのは60度くらいまで常温を上げて熱燗にする飲み方。キリッとした爽快な辛口を楽しめます。
精米歩合：50%
アルコール分：18%
日本酒度:+4
酸度：1.4
アミノ酸度:1.2
容量：500ml
原料米：鳥取県・田中農場「山田錦」100%（特別栽培米）